Functions/svdcov - NCL tips

共分散行列に対してSVDを行い,時間関数,同質相関マップ,異質相関マップを出力する関数

pcVar = svdcov(x, y, nsvd, homLeft, hetLeft, homRight, hetRight)

〔入力変数〕

x[*][*]

物理量1のデータが入った空間数(M1)×時間数(N)の2次元配列。欠損値を含んではならない。

y[*][*]

物理量2のデータが入った空間数(M2)×時間数(N)の2次元配列。欠損値を含んではならない。

nsvd

求める特異値の個数(整数)

homLeft[*][*]

物理量1に対応する同質相関マップのための空白の配列。nsvd×M1の大きさの2次元配列を,newなどを用いて用意する。

hetLeft[*][*]

物理量1に対応する異質相関マップのための空白の配列。nsvd×M1の大きさの2次元配列を,newなどを用いて用意する。

homRight[*][*]

物理量2に対応する同質相関マップのための空白の配列。nsvd×M2の大きさの2次元配列を,newなどを用いて用意する。

hetRight[*][*]

物理量2に対応する異質相関マップのための空白の配列。nsvd×M2の大きさの2次元配列を,newなどを用いて用意する。

〔出力変数〕

pcVar[*]

各モードによって説明される分散の割合を含む,nsvdの長さの1次元配列。

@ak

物理量1の時間関数。(nsvd×N)の長さをもつ1次元配列。

@bk

物理量2の時間関数。(nsvd×N)の長さをもつ1次元配列。

homLeft[*][*]

物理量1に対応する同質相関マップ(xとpcVar@akとの相関)。nsvd×M1の大きさの2次元配列。

hetLeft[*][*]

物理量1に対応する異質相関マップ(xとpcVar@bkとの相関)。nsvd×M1の大きさの2次元配列。

homRight[*][*]

物理量2に対応する同質相関マップ(yとpcVar@bkとの相関)。nsvd×M2の大きさの2次元配列。

hetRight[*][*]

物理量2に対応する異質相関マップ(yとpcVar@akとの相関)。nsvd×M2の大きさの2次元配列。


この関数は欠損値を扱えないことに注意。したがって,データに欠損がある場合には,欠損でないところのみ取り出してxやyの行列をつくる必要がある。


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