指定した値よりも小さな領域に色やパターンでシェードをかける関数。
plot2 = ShadeLtContour(plot, value, pattern)
〔入力変数〕
plot
gsn_csm_contour_mapなどで作られたgraphic型変数。
value
シェードをかける基準の値。
pattern
塗りつぶしのパターンを指定する整数。パターンの種類は http://www.ncl.ucar.edu/Document/Graphics/fill_patterns.shtml を参照のこと。
〔出力変数〕
plot2
plotが変更されたもの。
シェードは必ずしもvalueきっかりを境界に塗られるわけではなく,valueよりも小さな最初の等値線レベルより下に塗られることに注意。したがって,plotを作成する際に,valueの等値線が描かれるように設定しておいた方が無難である。なお,描画時に等値線は不要でここで描かれるシェードだけ欲しいのであれば,plotを作成する際に,plotに付随するresourcesにおいてcnLinesOn,cnFillOnなどを全てFalseにして実質的に何も描かないようにしておいてからこの関数を適用すれば,結果としてシェードだけが描かれることになる。なお,塗りつぶしの詳細な設定もplotに付随するresourcesに施すことができる。例えば,
res@cnFillColor = "gray50" ;; シェード(パターン)の色
res@cnFillScaleF = 0.8 ;; シェード(パターン)の密度
res@cnFillDotSizeF = 0.02 ;; 点描の際の点の大きさ
など。