Functions/center_finite_diff_n - NCL tips

配列の指定した次元について中心差分を行う関数。center_finite_diffにおいて行われる中心差分は最も右の次元についてなので,次元の順番を入れ替えるのは面倒な場合にはこっちを使うと良い。

dy = center_finite_diff_n(y, x, cyclic, opt, dim)

〔入力変数〕

y

中心差分を計算したい関数。欠損を含んでもよい(そこを用いる点が未定義値として返される)。

x

yのdimで指定した次元に対応する座標。yが多次元の場合,すべて共通のxを1次元配列で与えることもできるし,指定した次元以外の次元に含まれる各点に対応する,それぞれ異なる座標値をyと同じ大きさの配列で与えることもできる。なお,xがスカラーの場合には,間隔がxの等間隔であるとみなされる。

cyclic

中心差分を行う次元に周期的境界を適用するかどうか。Falseの場合,端点に関しては片側差分が適用される。

opt

今のところ使わない。0にでもすべし。

dim

中心差分をしたいyの次元。

〔出力変数〕

dy

yの中心差分値。


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