Functions/csa2x - NCL tips

2次元上にランダムに分布した点における値を,3次スプライン補間を用いてグリッドデータにする関数csa2の拡張版。重み付け,微分値,データが疎な領域の扱いに対応している。

zo = csa2x(xi,yi,zi,wts,knots,smth,nd,xo,yo)

〔入力変数〕

xi[*]

2次元上にランダムに分布した点のx座標が入った1次元配列。

yi[*]

2次元上にランダムに分布した点のy座標が入った1次元配列。xiと同じ大きさである必要がある。

zi

2次元上にランダムに分布した点における値が入った配列。zi(...,i)は座標[xi(i),yi(i)]における値を示す。最も右の次元の大きさがxiと同じ大きさである必要がある。

wts

各点に対する重みが入った1次元配列。xiと同じ大きさである必要がある。重みは相対値で与えられ,規格化される。重みをかける必要がない場合には-1とする。

knots[2]

スプライン補間のノットが入った大きさ2の1次元配列。knots(0)もknots(1)も4以上である必要がある。

smth[1]

データが疎な領域での外挿に対する平滑化のパラメータ。0だと何もしない。1がちょうど良いらしい。

nd[2]

0:生の値,1:1階微分値,2:2階微分値を返す。nd(0)がx方向の微分階数,nd(1)がy方向の微分階数を示す。

xo[*]

変換後のグリッドのx座標が入った1次元配列。

yo[*]

変換後のグリッドのy座標が入った1次元配列。

〔出力変数〕

zo

ziが2次元グリッドに変換された配列。zo(...,i,j)は座標[xo(i),yo(j)]における,ndで指定した微分値(あるいは生の値)を示す。


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