NCLtips! (*'O')v

配列の指定した次元についての平均を求める関数。dim_avgにおいて計算される平均は最も右の次元についてだが，次元の順番を入れ替えるのは面倒なので，こっちを使うと良い。

val = dim_avg_n(x,dim)

〔入力変数〕

x

平均を計算したい変数。

dim

xの平均を計算したい次元。例えば，x(time,lat,lon)から時間平均を求めたければ dim=0 とし，経度平均を求めたければ dim=2 とする。配列で指定することもでき，dim=(/1,2/) とすれば緯度経度にわたって平均され，時間の次元だけ残る。ただし，配列で指定する場合には，連続する次元を昇順に指定しなくてはならない。

〔出力変数〕

val

入力した配列xのdim番目の次元について計算した平均値。例えば，xが [12]x[180]x[360] の配列で dim=0 場合，最も左の次元について平均され，戻り値の配列は [180]x[360] となる。xに欠損値(x@_FillValue)があれば無視される。