配列の指定した次元についての標準偏差で規格化を行う関数で,dim_standardize_nと同じ。ただし,もとの配列のメタデータを残したいときにはこれを使う。
val = dim_standardize_n_Wrap(x,opt,dim)
〔入力変数〕
x
規格化したい変数。
opt
opt=1なら母標準偏差(サンプル数Nで割る)で規格化を行い,それ以外なら不偏標準偏差(N-1で割る)で規格化を行う。
dim
xを規格化する標準偏差を計算したい次元。例えば,x(time,lat,lon)から時間標準偏差を求めたければ dim=0 とし,経度標準偏差を求めたければ dim=2 とする。配列で指定することもでき,dim=(/1,2/) とすれば緯度経度にわたって標準偏差が計算され,その標準偏差を用いて規格化が行われる。ただし,配列で指定する場合には,連続する次元を昇順に指定しなくてはならない。