配列の指定した次元についての不偏標準偏差を求める関数。dim_stddevにおいて計算される標準偏差は最も右の次元についてだが,次元の順番を入れ替えるのは面倒なので,こっちを使うと良い。
val = dim_stddev_n(x,dim)
〔入力変数〕
x
標準偏差を計算したい変数。
dim
xの標準偏差を計算したい次元。例えば,x(time,lat,lon)から時間標準偏差を求めたければ dim=0 とし,経度標準偏差を求めたければ dim=2 とする。配列で指定することもでき,dim=(/1,2/) とすれば緯度経度にわたって標準偏差が計算され,時間の次元だけ残る。ただし,配列で指定する場合には,連続する次元を昇順に指定しなくてはならない。
〔出力変数〕
val
入力した配列xのdim番目の次元について計算した標準偏差。例えば,xが [12]x[180]x[360] の配列で dim=0 場合,最も左の次元について標準偏差が計算され,戻り値の配列は [180]x[360] となる。xに欠損値(x@_FillValue)があれば無視される。