Functions/dtrend_msg_n - NCL tips

トレンドを除去する。dtrend_msgの次元指定バージョン。dtrendの仲間たちの中では,これが一番実用的かもしれない。

dtr_y = dtrend_msg_n(x, y, opt1, opt2, dim)

〔入力変数〕

x

yの dim で指定した次元に対応する座標の情報が入った1次元配列。

y

適当な配列。トレンドは,dimで指定した次元について計算される。

opt1

平均を引くかどうか。引きたい(引きたくない)ならTrue(False)にする。

opt2

attribute(傾きとy切片)を返すかどうか。必要(不要)ならTrue(False)にする。

dim

トレンドの計算に用いる次元。たとえば,時間トレンドを除きたければ,時間次元の番号を指定する。

〔出力変数〕

dtr_y

トレンドが除かれたy

@slope

トレンドの値

@y_intercept

y切片


この関数は時間方向のトレンドを除くこと以外にも使えて,例えば変数yからENSOと相関するシグナルを簡単に除きたい時にはxにENSOのインデックスを入れれば計算できることになる。


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