Functions/eofunc - NCL tips

データ行列から,その共分散(または相関)行列の固有値・固有ベクトルを取り出すための関数。

eof = eofunc(data,neof,optEOF)

〔入力変数〕

data

解析したいデータ行列。[空間方向の数,時間方向の数]という配列。 一番右側の次元を時間とする必要がある。

neof

求める固有値・固有ベクトルの数(整数)を指定する。

optEOF

相関行列を使うか(optEOF@jopt=1),共分散行列を使うか(optEOF@jopt=0)を指定する。

〔出力変数〕

eof

[neof,空間方向の数]の配列.固有ベクトルが入っている。

eof@pcvar

[neof]の1次元配列.各モードの寄与率が入っている。

eof@eval

[neof]の1次元配列.各モードの固有値が大きい順に入っている。


(注意)
(1)通常EOF解析を行う際にはデータ行列(上の例でのdata)は平均値を除いた偏差の形にするが、この手順は省略しても結果は出る。
(2)データ行列には欠損値が入っていてもOK(自動的に共分散行列の計算から除外される)。


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