スカラー量を球面調和関数展開を用いて,等間隔の緯度経度グリッドからガウス格子へ変換する関数。
xo = f2gsh(xi, o_dim, trn)
〔入力変数〕
xi
最も右の二つの次元が緯度,経度である二次元以上の配列。グリッドが全球を覆い,緯度方向は南→北の向きであることが必要。
o_dim
xiが座標変換されて出力されるxoの最も右の二つの次元の大きさを示す配列。
trn
波数切断のオプションに用いる。基本的には切断波数を示す整数値だが,詳しくは以下のように設定する。
trn = 0 : 完全な内挿
trn > 0 : trnで三角波数切断を行う
trn < 0 : -trnで三角波数切断を行い,スペクトル係数に対して平滑化をかける
〔出力変数〕
xo
xiが座標変換されたもの。最も右の二つの次元の大きさがo_dimになっている。xiに含まれるある水平マップにおいて(例えばある高度で)未定義値が含まれている場合には,xoの対応する部分が全域未定義値で埋められる。
xiのメタデータを残したい場合にはf2gsh_Wrapを用いる。