Functions/filwgts_lanczos - NCL tips

Lanczosフィルターの重み(応答関数)を計算する関数。

wgt = filwgts_lanczos(nwgt, ihp, fca, fcb, nsigma)

〔入力変数〕

nwgt([1]: integer)

重みの総数を指定する(3以上の奇数)。重みの総数が多ければ多いほどフィルターの質はよくなるが,両端のデータがその分だけ失われる。

ihp([1]: integer)

フィルターの種類を指定するオプション。0→ローパス、1→ハイパス、2→バンドパス である。

fca

カットオフ周波数(バンドパスの場合は低周波数側)。0.0<fca<0.5で指定する。値はタイムステップ依存であることに注意。例えば,dailyデータの場合,fca=0.2は周期5日に対応するが,6時間データならば周期5日はfca=0.05である。

fcb

バンドパスの場合の高周波数側のカットオフ周波数。fca<fcb<0.5で指定する。

nsigma

sigma factorの値。通常は1。

〔出力変数〕

wgt

nwgtの長さをもった重みの配列。これをwgt_runaveなどに適用することで,フィルタリングできる。


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