Functions/pattern_cor - NCL tips

パターン相関(空間相関)を求める関数。空間平均からのずれに対する相関(centered pattern correlation, いわゆる普通の相関係数)か,空間平均を引かない生の値から求めた相関係数(uncentered pattern correlation, コサイン類似度)か選ぶことができる。

cor = pattern_cor(x, y, wgt, opt)

〔入力変数〕

x, y

最も右の二つの次元が空間次元であるような2~4次元の配列。xとyは同じ形の配列でなければならない。

wgt

重みの配列。重みを付けたくないときはスカラーで wgt=1.0 とする。1次元の場合,xやyの右から二番目の次元に対する重みをあらわし,xやyの右から二番目の次元と同じ長さでなければならない。2次元の場合,xやyの最も右の二つの次元に対する重みをあらわし,xやyの最も右の二つの次元と同じ長さでなければならない。
つまり,xやyの最も右の二つが [緯度, 経度] であるとき,緯度に応じて重みを付けたいならば,緯度座標と同じ長さの1次元のwgtを指定する。緯度・経度両方向に依存する重みを付けたいならば,緯度座標x経度座標と同じ大きさの2次元のwgtを指定する。

opt

opt=0 : centered pattern correlation, 各ベクトルについてそれぞれの空間平均値を引いてから相関係数を求める(普通の相関係数)
opt=1 : uncentered pattern correlation, 平均を引かないでそのまま求める(コサイン類似度)

〔出力変数〕

cor

パターン相関係数


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