Functions/wgt_areaave_Wrap - NCL tips

領域平均を計算する関数。重みを付けることもできる。wgt_areaaveと同じだが,もとの配列のメタデータを残したいときにはこれを使う。

q_ave = wgt_areaave_Wrap(q, wgt_y, wgt_x, opt)

〔入力変数〕

q

2次元以上の領域平均されたい配列。最も右の二つの次元が,y, xである必要がある(地図上の変数ならlat, lon)。

wgt_y, wgt_x

y(lat)方向およびx(lon)方向の重みが入ったスカラーまたは1次元配列。1次元配列の場合,それぞれqのy,x次元と同じ大きさでなければならない。スカラーの場合は重みなしの単純平均である(普通は1.0にするだろう)。q(...,y,x)に対してwgt_y(y)*wgt_x(x)が重みとなるわけであるが,重みの和をあらかじめ1にしておく必要はなく,そうなるように計算してくれる(なのでスカラーの場合に1.0にする必要はなくお好みのスカラーでも同じ結果となるが,0なんてものを入れるのはやめておこう)。

opt

opt = 0 : 未定義値が含まれる場合には,未定義値を除いて計算した領域平均値を返す。

opt = 1 : 未定義値が含まれる場合には,領域平均値を未定義値とする。

〔出力変数〕

q_ave

領域平均されたq。平均操作によりqの右二つの次元が落ちる。


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