Functions/wgt_runave_n_Wrap - NCL tips

配列の指定した次元について,重み付き移動平均を計算する関数。wgt_runave_nとほとんど同じだが,もとの配列のメタデータを残したいときにはこれを使う。

val = wgt_runave_n_Wrap(x, wgt, opt, dim)

〔入力変数〕

x

移動平均したい変数。

wgt

重みが入った1次元配列(ふつう奇数の長さをもつ)。
例えば,wgt = (/0.25, 0.5, 0.25/) であれば,val(i) = 0.25*x(i-1) + 0.50*x(i) + 0.25*x(i+1) となる。

opt

移動平均の境界条件。
opt < 0 の場合 : 周期境界条件
opt = 0 の場合 : 計算せず両端はx@_FillValueで埋める
opt > 0 の場合 : 反射境界条件
runaveの説明も参照。

dim

xの移動平均を計算したい次元。例えば,x(time,lat,lon)から時間移動平均を求めたければ dim=0 とし,経度移動平均を求めたければ dim=2 とする。

〔出力変数〕

val

xと同じ大きさの配列。xをwgtの重みで移動平均したもの。


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