Functions/overlay - NCL tips

二つの図を重ねるprocedure

overlay(plot, plot2)

〔入力変数〕

plot

図を重ねるベースになるgraphic型変数。

plot2

plotに重ねるgraphic型変数。等高線プロット,XYプロット,ベクトルプロット,流線プロットなどのTransformオブジェクトと呼ばれるものでなければならない。また,plotと同じWorkStationを持っている必要がある。座標変換やデータ範囲などはplotで設定されたものに従い,gsn_csm_*_map...のような関数で作られる地図ベースのプロットはplot2として与えることはできない。


plotおよびplot2を作る際には,それぞれのResourcesをres, res2として,

res@gsnDraw   = False
res@gsnFrame  = False
res2@gsnDraw  = False
res2@gsnFrame = False

としておくことを忘れずに。そうしなければoverlayする前に絵が描画されてしまう。overlayした後,draw(plot)を実行して絵を描き,WorkStationの変数がwksならframe(wks)でフレームの更新を行うことが一般的な使い方だろう。


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