等間隔の緯度経度グリッド上の東西風速成分から球面調和関数を用いて渦度と発散を計算する関数。
vrdv = uv2vrdvF(u, v)
〔入力変数〕
u, v
東西風速と南北風速。最も右の二つの次元が緯度,経度である二次元以上の配列でなければならない。さらに,グリッドが全球を覆っていること,緯度方向は南→北の向きであることが必要。
〔出力変数〕
vrdv
渦度と発散の値。uやvと同じ次元,大きさの配列の左に長さ2の次元が加わったもの。最も左の次元が0番目の要素に渦度が含まれ,1番目の要素に発散が含まれる。つまり,例えばuがKxMxNの配列のとき,vrdvは2xKxMxNの配列で,vrdv(0,:,:,:)に渦度の値が,vrdv(1,:,:,:)に発散の値が入る。
この関数は欠損を含むデータを扱うことはできない。欠損を含むデータを扱う場合には中心差分を用いるuv2vr_cfdやuv2dv_cfdを使うことが推奨されている。