複数パネル

ClimCanvas v1.02.1 対応

1 枚の図に複数のパネル (matplotlib の axes) を並べる設定を説明します。パネルごとに描画モードを変えられ、たとえば地図と時系列を 1 枚に収められます。図全体の大きさや余白は基本操作を参照してください。

パネル構成と編集の流れ

メイン領域の「パネル構成」を開くと、図のグリッドとパネルの一覧が出ます。

項目 内容
行数・列数 グリッドの大きさ (それぞれ 1〜8、既定 1×1)。パネルは左上から行優先で埋まる
パネル一覧 1 行が 1 パネル (「番号: 描画モード」)。「←」「→」で配置順を前後に動かし、複製アイコンで設定をコピーした新しいパネルを末尾に足し、削除アイコンで消す (削除はパネルが 2 つ以上のときだけ)
パネルを追加 空のパネルを末尾に足す
編集するパネル グリッドと同じ並びのボタン。押したパネルの設定がサイドバーに出る (赤 = 編集中)
🔗 全パネル共通 共通編集モードの切り替え (全パネル共通編集)
パネル構成
「パネル構成」。1 行 2 列に 2 つのパネルを置き、パネル 2 を編集中。

サイドバーに出るのは編集中のパネルの設定だけです。パネルの描画モードはサイドバーの「各パネルの描画モード」→「描画モード」で選び、パネルごとに違うモードにできます。追加や複製をしたパネルは自動で編集対象になります。

図全体の「Figure サイズ」は 1 つで、各パネルはグリッドのセルに収まる大きさになります。パネルごとのプロット領域の縦横比は「プロットサイズ」で指定します (Figure サイズと縦横比)。

2 パネルの図
2 つの水平断面図を並べた画面 (Figure サイズ 12 × 4 inch)。

おすすめの流れ

1 枚を作り込んでから複製し、全パネル共通編集で体裁をそろえ、 最後にパネルを個別に選んで変数や時刻を変えるのが手早い方法です。

行・列の比率

「列の幅の比率」と「行の高さの比率」に、正の数値をカンマ区切りで入力します (例: 2, 1, 1)。空欄なら均等です。

セル結合と空きセル (mosaic)

「セルの結合・空きセル (mosaic)」に文字列を入れると、行数・列数の入力より優先してグリッドを決めます。

例 意味
ABC;DEE 2 行 3 列で 5 パネル。下段の 2〜3 列目を結合
AAB;C.B 上段の左 2 セルを結合、右列は上下を貫通、下段中央は空き
AAB;AAC 左の 2×2 ブロックを 1 パネルに結合

mosaic が不正なときは「mosaic が不正なため行優先で配置します」と表示し、行数・列数の入力で行優先に配置します。「編集するパネル」のボタンも mosaic と同じ並びになります (結合セルは左上、空きセルにはボタンなし)。

パネルラベル

論文の複数パネル図で使う (a), (b) のラベルは、サイドバーの「文字・記号」→「パネルラベル」でパネルごとに付けます。

項目 既定
パネルラベルを表示 オフ
ラベル文字列 (a)
x, y (axes 座標) 0, 1.02 (プロット枠の左上の外側)
文字サイズ / 太字 / ラベル色 12 / オン / 黒

文字列はパネルごとに手で入力します。パネルラベルは全パネル共通編集の対象外なので、共通編集中でもパネルごとに別の文字列を保てます。

全パネル共通編集

「パネル構成」の「🔗 全パネル共通」を押すと共通編集モードになり、直前まで編集していたパネルを代表としてサイドバーに表示します。この状態で変えた設定は全パネルに反映されます。もう一度押すか、「編集するパネル」のいずれかを押すと解除されます。

複製で作ったパネル同士なら、共通編集で完全に同じ体裁を保てます。

共通カラーバー

「図全体の書式」→「共通カラーバー (全パネル)」→「全パネル共通のカラーバーを表示」で、全パネルに共通のカラーバーを 1 本付けます。

全パネルの塗りつぶしをそろえてください

共通カラーバーは最初の塗りつぶしレイヤーの色を代表に使い、他のパネルの色は参照しません。 全パネルの塗りつぶしでカラーマップ・値の範囲・レベル数をそろえ、各レイヤーの個別のカラーバーは オフにして使います。塗りつぶしレイヤーが 1 つも無いときは何も描かれません。

項目 内容 既定
ラベル カラーバーのラベル なし
位置 right / bottom / left / top right
目盛りを反対側に表示 目盛り線・目盛り文字・ラベルをカラーバーの反対側に出す オフ
ラベルを目盛りと反対側に表示 ラベルだけを目盛り文字と逆の側に出す オフ
長さ (shrink) 図に対する長さの比 (0.3〜1.0) 1.0
厚み (aspect) 大きいほど細い (5〜50) 30
枠線・目盛り線の太さ 「自動」を外すと指定 (0 で枠線なし) 0.8
図との間隔 (pad) 「自動」を外すと指定 縦配置 0.05、横配置 0.15
ラベル文字サイズ / 目盛り文字サイズ 10 / 10
ラベルの距離 / 目盛り文字の距離 「自動」を外すと pt で指定 (負で近づく) 4 / 3.5

行ごと・列ごとに別のカラーバーを付ける機能はありません。必要なときは各レイヤーのカラーバーを使ってください。

アニメーションと複数パネル

互換性の注意