研究成果紹介
我々「気候系のhot spot」の研究メンバーは、この5年間で多岐にわたり数多くの研究成果をあげることができました。そうした成果のいくつかをここで紹介したいと思います。
(研究内容の詳細につきましては業績一覧に掲載されている論文等をご覧下さい。)
研究解説
- 温かい「亜寒帯前線帯」がアリューシャン低気圧を弱くする
田口 文明 (海洋研究開発機構)
- 黒潮大蛇行の謎に迫る
碓氷 典久 (気象庁気象研究所)
- 微小な海洋渦が中規模渦などの大きな現象に影響を及ぼす
佐々木 英治 (海洋研究開発機構)
- 海洋下層への「熱浸透」が夏季の強い日射による海面水温上昇を緩和する
細田 滋毅 (海洋研究開発機構)
- 黒潮続流の変動の予測
野中 正見 (海洋研究開発機構)
- ジェットに捕捉された黒潮続流変動が引き起こす日本南岸水位変動
佐々木 克徳 (北海道大学)
- 日本東岸沖の海と大気は10年で変わる 〜その原因は黒潮続流にあり!?〜
杉本 周作 (東北大学)
- 2つの海洋前線帯の十年規模変動に見られる長期変調
宮坂 貴文 (東京大学)
プレスリリース
- 北西太平洋の微小な渦が海洋循環へ与える影響を解明 ~「地球シミュレータ」による高解像度シミュレーションの結果から~
佐々木 英治 (海洋研究開発機構) 2014年12月15日
- 東シナ海の水温上昇が梅雨期に九州で起こる集中豪雨の発生に影響 ~2012年「九州北部豪雨」の事例と今後の水温上昇に伴う将来の見通し~
万田 敦昌 (長崎大学), 中村 尚 (東京大学) 2014年7月18日
- 黒潮大蛇行の低気圧と降雪への影響を発見
中村 啓彦 (鹿児島大学), 見延 床士郎 (北海道大学) 2012年9月25日